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イーサリアムのハードフォーク
2018年10月に行われたイーサリアム開発会議にて、
イーサリアムの4回予定されているハードフォークのうちの3つ目の「Constantinople(コンスタンチノープル)」を2019年1月中旬に行うとしています。
「コンスタンチノープル」は、当初2018年11月に実施する予定でしたが、開発計画に支障があり、予定が延期されました。
元々、イーサリアムのハードフォークは、4段階予定されています。
1)Frontier(フロンティア)
2015年7月実施。
バグフィックス
2)Homestead(ホームステッド)
2016年2月実施
トランザクション(処理速度)速度改善
マイニング難易度調整
3)Metropolis(メトロポリス)
第三段階となるメトロポリスは、Byzantium(ビザンチウム)とConstantinople(コンスタンチノープル)の二段階で構成されています。
元々、1回の予定だったが、バグが見つかったので、まずは一旦出来るところまでのソフトを実装したという事なんでしょう。
3-1 Byzantium(ビザンチウム)
2017年10月実施。
PoW(Power of Work)からPoS(Proof of Stake)への移行準備
■Proof of Workとは、
ビットコインを始め多くの仮想通貨で採用されてるシステム。
ブロックとブロックを繋いでいき、仮想通貨におけるやり取りを記録していくのがブロックチェーンですが、これを複雑な計算をすることで、ブロックを繋ぐ承認をしていくというやり方です。ちなみにこれをマイニングとも言います。
一番最初に正解した人は、仮想通貨が報酬としてもらえます。なので、こぞってマイニング(採掘)を行うのです。
■Proof of Stakeとは、
Coin Age(コインを持っている期間)概念の導入により
PoWの弱点ともいえる計算量を減らすこと、より改ざんが起こり難いシステムにすることに目的があります。
3-2:Constantinople(コンスタンチノープル)
2019年1月予定
イーサリアムベースのアプリ開発をより簡単にする
オフチェーンを使うことによるスケーリング問題解決
4)Serenity(セレニティ)
時期未定
Proof of WorkからProof of Stakeへの完全移行
2019年の5月ごろには、30秒程度でブロックの生成されるようになるとのことです。
また、イーサリアムのマイニング報酬も3ETHから2ETHへと減少するとされる。
本当の意味でのハードフォークは、この5月のことになりますね。
1月でのハードフォークでは、どこまでイーサの価格が上がるか分かりませんが、本番は5月でしょうね。
通常は、この1、2か月までに買いが本格化して、価格が上がるので、今は買い時ではないでしょうか。
プラストークンの処置について
プラストークンのAi-Dogに入れているイーサリアムは、
ハードフォークの対象になるとのことです。
ウォレット内のイーサは全てAi-Dogに入れておきましょう!