卒サラです。
日本の貧困問題や教育格差と
それをどうやって解決していくのか?
を詳しく考察していきたいと思います。
目次
日本の隠れた貧困問題
日本の借金
現在、日本の国の借金は、累計900兆円と言われています。
毎年の国家予算で考えると、
国家予算の支出が、約100兆円で組まれているのに対して、
収入の方は、税収 約65兆円のみです。
(今年はコロナ のために、さらに税収が減って、支出が増えると思われます)
これでは支出額には全く足らないので、赤字国債 約35兆円が発行されます。
これで収入合計が100兆円ですね。
支出の3分の1が借金で賄われています。
家庭でいうのであれば、
年収650万円だが、支出の1000万円をカバーするために、
毎年350万円借金している、ということです。
一般家庭であれば、破綻している金額ですね。
日本の成長はあるのか?
日本の成長(生産)は、簡単に表すと、
GDP(国内総生産)=生産性 X 労働人口
という計算式で表せられる。
しかし生産性ではG7で最下位で、なかなか抜け出せない中で、
日本の人口は、ピークアウトし、今後人口が減っていきます。
労働人口も同様です。
日本の労働人口
現在約8000万人と言われている労働人口ですが、
日本の将来推計人口 (平成 29 年推計)によると、
2030年には、7000万人
2040年には6000万人
2056年には5000万人となり、
2070年ごろには現在の半分の4000万人になります。
歴史上、人口が減少した国で繁栄した国は無いということです。
あと50年で人口が2分の1になるのであれば、
その50年で生産性を2倍にすることができれば、
今と同じ価値を生むことが出来る、ということです。
逆に言うと、50年で生産性が2倍にならなければ、
今よりも日本は後退していく、ということです。
収入格差
世界での貧富の差を表す2つの係数があります。
■ジニ係数
https://www.globalnote.jp/post-12038.html
日本は42国中、貧困が酷い順に16位、
良いじゅんから考えると27位です。
■貧困ランキング
https://www.globalnote.jp/post-10510.html
日本は42国中、貧困が酷い順に15位、
良い順から考えると28位です。
OECDの調査では、日本の貧困は15%弱で調査42国中21位で真ん中くらいですね。
15%というのは、日本の7人に1人の子供が相対的な貧困状態で生活していることを意味しています。
デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、スイスのような欧州諸国など比べると、3倍くらい悪い数値になっています。
更に、ひとり親家庭では子どもの2人に1人の割合で貧困の家庭になるようです。
https://www.oecd.org/els/CO_2_2_Child_Poverty.pdf
ということで、
まあ、ひどい結果ですね。
日本が裕福だというのは、どうやら幻想のようですね。
貧富の差が今でも、そこそこありますが、
今後、さらに裕福と貧乏の二極化していくのは必至ですので、
やはり、上(裕福)の方に行けるかどうかで、
人生が大きく変わると思います。
そのためには、早く投資を始めることが重要だと考えています。
親の収入で子供の収入が決まる
学歴による収入の違い
下の図の左のグラフを見てください。
出典:財政健全化計画等に関する建議(平 成 2 7 年6月1 日 財政制度等審議会)
男性の生涯賃金の大学卒と高校卒を比較すると、
大学卒 254百万円
高校卒 204百万円
その差は50百万円(5000万円)!!です。
大学卒だと正規社員が多いが、高校卒やそれ以下だと正規社員が少なくなる、
そうなると年収が少なくなる、というのが統計を見てもわかります。
私が子供の時代(30〜40年前)は、
「いい高校→いい大学→いい会社」に行くことが全てでしたが、
今では、『大学へ行くことが全て』という風潮はなくなりつつありますね。
YouTubeでもなんでも稼げる手段がありますからね。
もちろん、大学(もしくは高校)に行かなくても、
中卒でもガテン系で中小の社長になって稼いでいる方もいますが、
それは、ほんの一握りです。
なので、大学へ行って正規社員になれば、良いと言う事では無いですが、
データから言える事は、
「高学歴になるほど、年収は増える。」
教育をしっかりする、教養が高く豊になるほど、収入は増える、と言えるでしょう。
家計と進学率
今度はこちらを見てください。
家計の年収や資産に対する、子供の進学状況です。
出典:「家庭の経済状況・社会状況に関する実態把握・分析及び学生等への経済的支援の在り方に関する調査」
家計(親)の収入や資産が高いほど、大学への進学率が高く、
家計(親)の収入や資産が低いほど、大学への進学率が低く、就職率が高くなります。
家の収入が高いほど、家の資産が高いほど、教育費をかけることができて、
教育費をかけるほど成績がよくなる事はデータでも証明されています。
収入が高い→子供の塾にお金を掛けられる→成績が上がる→大学へ進学する
ということになります。
まとめると、
「親の収入が高いほど、大学への進学率が高くなる」
という事です。
正のスパイラル、負のスパイラル
前章をまとめると、
良い方だと、
親の収入が高い→子供の教育費が掛けられる→子供が大学へ→子供も高収入
という正のスパイラル
悪い方だと、
収入が低い→子供の教育費が掛けられ無い→子供が高卒後就職→子供も低収入
という負のスパイラル
になります。
もちろん確率論なので、全てではありませんが。
貧乏にであれば、子供の将来の道が狭くなって、経済的にも苦しくなる、
と言うのがデータとして出ています。
これが、最近の若者の経済的貧困問題を酷くさせています。
だからこそ!投資をする必要がある!
ということで私が力説しているのです。
■コロナで広がる教育格差
コロナ で更に格差が広がってきています。
今は随分解消されましたが、学校が休校となる中で、
iPadなどのITツールを使えて、オンラインで授業をしたり、
ZOOMなどでコミュニケーションが取れたりしているのと、
全く何もツールがなくて、参考書勝手にやっといて、
という学校では、教育レベルに差がついてきます。
今後は、ますます差がついてくるでしょうね。
勉強ができるのか、それともなかなか出来ないのかが、キッパリと別れてくるでしょうんね。
そういえば、今アメリカで話題の『世界最難関ミネルヴァ大学』が、
遠隔授業の最先端でしょうね。
世界40カ国から生徒が集まる、全米屈指の全寮制オンライン大学「Minerva」
キャンパスのない大学 4年間で7都市を移り住みながら学んでいます。
合格率は2%でした。
ほぼ80%の生徒はアメリカ以外の国からの生徒ということです。
日本人も数名いるようです。
今後は、こういった校舎を持たない学校が増えてくるでしょうね。
そこに入れるかも、結局どれだけ教育費をかけれるかどうかに掛かってきますね。
■まとめ(家庭編)
親の収入で、子供の収入もある程度決まってしまう、という話をしました。
もちろん、親の収入のみで人生が決まるわけでは無いが、
その親の収入に沿った生活環境や考え方が、子供に大きく影響していると思われます。
もし、あなたが、低所得(下層階級)であるならば、
それを断ち切るためには、親と同じことをやっていても、
結局親と同じになってしまいます。
低所得を脱するためには、
やはり、投資をするしかない
と考えています。
もちろん、「低所得=不幸」
ということはありませんが、
お金があることで、
「自分も自分の子供も可能性が広がっていく」
ということです。
お金があることで、幸福に近づける可能性が広がると、
すごくいいな、と思っています。
■まとめ(日本編)
一番最初に、日本が大きな借金を抱えていると述べました。
が、一つ大きく借金を返済できる方法があります。
それが、子供の教育を改革です。
日本の子供の貧困問題で40兆円以上の経済損失が生まれている、
と言われています。
なので、子供の教育レベルを底上げすることで、
この40兆円を上乗せすることができる、ということなんです!
赤字国債が、約35兆円発行されていると言いましたが、
40兆円が上乗せされれば、赤字解消されますね。
素晴らしいです。
それを解決する手段が、『投資』だと思っています。
==じゃあ、どういうしたら日本に明るい未来があるのか?==
投資をして、資産を増やす
↓
皆の生活レベルが上がる
↓
自分、子供に可能性が増える
↓
皆の収入が更に増えていく、
↓
国力が上がる
↓
その結果、
日本に借金がなくなり、豊かになる。
お金に追われる生活できる。
みんなが、みんなの為に貢献できる。
一人一人が、本来の輝きを取り戻し、生き生きとした人生を送る。
私が紹介する投資案件で、
そういうことが、少しでも実現できて行けば、
すごく嬉しいな、と思って、
このブログを書き続けています。
ぜひ、一緒に明るい日本の未来を作っていきましょう!!